みなさんこんにちは。
楽器をを演奏するにあたって誰もが格闘している敵、
そう、それは、
緊張
です。
お教室に通われている生徒さんによくされる質問なのですが、
「プロの方でも緊張とかされるんですか?」
と言う質問。
結論から言うと、
めっっちゃします!!!
ど緊張します!!
なんなら、どちらかと言うと人前に出るの苦手です。
私もこの"緊張"と言う魔物とかれこれウン10年戦って参りました。
喉が渇き
手足は震え
パフォーマンスは普段の練習の20%、
下手したらマイナス。。。
(いつもではありませんが。。。。下手するとこんなプロでもこんな状態に陥ります。)
正直こんなのもう嫌なんですよね〜。。。
オーケストラに所属し、大学の講師になり、生徒さんを教えている立場として、
本格的に克服したいと考え、今回"緊張"との向き合い方について実験をしてみることにしました。
実験をするに至った経緯
最近、田中敦彦さんのyotubeチャンネルを拝見し、もしかしたら演奏活動に役立てることができるかも?
と思ったタイミングが、神奈川フィルさんとの共演が迫っているタイミングでしたので
(もう、どう考えても緊張するに決まってるんです)、
ここは自分を実験台にして検証してみよう!と思い、実験をすることに致しました。
田中敦彦さんのyoutubeの内容
緊張せずに人前でプレゼンをするためのメンタルコントロール
※ここでは、”プレゼン”とありますが、緊張する状況というのは同じですので視聴してみました。
ざっくりとした内容は、
・いい緊張を知ることで、緊張を恐れなくなる
いい緊張と悪い緊張の違い
いい緊張の条件→準備をきちんとする、結果を出したい!という気持ち
悪い緊張→準備をしていない、不安、焦り
・いい緊張を理解することで、いざ舞台に立つと穏やかな気持で臨める、
ゾーン状態に入ることができる
・悪い緊張(準備不足)のときは、本番前に緊張のマックスが来ない。
本番に突入したあとにマックスがやってくる、最悪なパターン。
いい緊張であるのに、勘違いして悪い緊張(頭が真っ白状態)になってしまうケースはもったいない。
・この緊張はスポーツ科学的にも、心理学的にもコンセントレーションに近いんだよね、ときちんと理解をすることが大切。
・例えば、水の中で溺れそうになったときに、もがけばもがくほど沈んでいくのと一緒で、頭できちんと”体には浮力がある”ということを理解していれば落ち着いてもがくのをやめ、溺れずに済むのと一緒。
いい緊張について理解をしておくことが重要、
ということです。
なるほど、、、、、
脳というものは不思議なものですね。
楽器を弾いていらっしゃる方はよくご存知だと思いますが、
ゾーン状態に入れて、いい演奏が出来たとき、
ここまで頑張ってきてよかった
いい演奏が出来て幸せだ!
と思うはずです。
願わくば、私も毎回そんな本番をしたいのですよね。
・・・・よし、それでは実験してみましょう。
後編へ続く
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