まなべバイオリン教室

2020年8月19日5 分

会えない時間が〇〇を育む!音出しができない時の5つの上達法。

最終更新: 2021年5月21日

皆さんこんにちは。 毎日本当に暑いですね。
 

今回は、

"会えない時間が〇〇を育む!音出しができない時の5つの上達方"

について説明を交えながらご紹介していきたいと思います。


 

そもそも、なぜこの記事を書こうかと思ったかというと...
 

最近教室のアカウントで(@daishiviolin)Twitterを始めました。

Twitterでは基本的にお教室の様子や、バイオリンを頑張ってらっしゃる方に気まぐれでアドバイスを書いたり、お教室をやってらっしゃる他の先生方のツイートをレッスンの参考にさせていた だいたり。。。


 

とっても楽しく毎日チェックしております。
 

そんな中、フォロワーの皆様が音出しにご苦労をされている様子が多数見えたので、音が出せない時にこそ出来る練習方をご紹介したいと思います。

日本の住宅では楽器演奏がとっても大変ですよね。。。中には音出し物件でも苦情が来ることもあるそうです。

私も学生時代も含めとても苦労した覚えがあります。


 
ここでご紹介する練習方法の大前提として、

音さえバンバン出せれば100%上達できる、は間違いですし、逆に音を出さなくても黙々と調べ物や曲の勉強をしてさえいれば上達できる、という事はありません。

両者のバランスが大切です。


 

あくまで、音を出せない時に少しでも上達したいと願う皆様への一つのご提案として受け止めて頂ければと思います。
 

1.レッスンの録音を聞いて復習する
 

これはもう言わずもがな、ですね。

レッスンの復習はとっても大切です。

先生に指摘された事以外に、客観的に自分の音を聞いて理想通りの音が出ているか。

例えば

・ここの音は思ったよりもビブラートがキツかったかな?

とか、

・この音は毎回外れてしまうからフォームを見直してみよう、

とか。

録音を聞くと分かることが本当にたくさん出てきます。

いったん洗い出して改めて音出しの練習をするとグッと効率が上がります。

※レッスンの録音をする際は必ず先生に許可を取りましょう。

2.好きな演奏を探す

私自身師匠によく言われたことですが、

"ビブラートがどう、とか音程がどう、よりもどんな音を出したいかを第一に考えなさい"

とよく言われました(その音に近づけるためにビブラートの種類や音程を選ぶ)。

この事についてはまた別にブログに書こうと思っていますが、楽器を演奏する上での最重要項目 ですので、好きな演奏、音をたくさん探して引き出しの数を積極的に増やしていきましょう。

→blog:そんな常識捨てちゃえば?理想の音とフォームの関係

3.曲の背景や作曲された経緯、作曲家自身がその時にどのような人生を歩んでいたかを調べる

例えば、"悲しみ"と一言で言っても色々な種類の悲しみがあります。

"恋人と別れてしまった"

という悲しみの中にも、

・死別してしまった

・ケンカ別れした

・フェードア ウトしたけどずっと気にかかっている

・やむを得ない事情で離れ離れになってしまった

等々、いろんな感情の種類があります。

この曲を書いたとき、作曲家自身がどのような状況に置かれていたか、を理解していれば曲への理解がぐっと深まります。

明確に"このときはういう音を出す"べき"と言うものはありませんが、出したい音を模索するための材料になります。

自分なりの解釈を大切にしながら、音楽のストーリーをきちんと把握する事で 自分のものにすることができます。


 

4.重音部分の練習をする

これはTwitter上でもアドバイスさせていただきましたが、ごくごく小さな音で重音練習をすると音程がとても良くなります。

何故か?

それは、普段と同じ音量で重音の音程を合わせていると響きを十分に"聞けていない”こと が多く、

"こんなに頑張って毎日音程あわせしてるのに一向に上手にならない!キーーッ!"

と言う 事態になってしまいがちです。

"いい音程=楽器が響く音程"す。

とーーーっても小さな音で弾くと楽器の響きがより聴こえやすくなります

響きをよく聞いて丁寧に音程合わせをしましょう。
 

響きに関してはこちらでも説明していますので、参考になさってください

→blog:もしかして抑えすぎ?指を抑え過ぎると止まってしまう楽器の響きについて (近日公開予定)

5.音出し練習ができる時に備えてスケジュールを立てる


 
この項目は私もよく実践しています。

人間皆平等に与えられた1日24時間の中で取れる練習時間はとっても貴重です。

それが30分だろうと1時間だろうと、やはり効率よく練習したいですよね。

・この部分が弾き足りないぞ、そしたらここは一番最初に手をつけよう。

・昨日はスケール練習の時間があまり取れなかったから今日はスケール練習の時間を○分取ろう。

等々。

ちなみに、私はデイリーのスケジュール帳に書き込んで実践しています。

余白には実際練習した結果をざっくり書いて次の日のスケジューリングに生かしています。

練習した結果、足りない箇所を次の日の最初にやるようにしています。


 

それでも間に合わなかった場合は先生に正直に言ってしまいましょう笑。

どんな形でも頑張った事は必ず先生に伝わるはずです。
 

※補足

ヘビーミュートを付けた練習方法は、よっぽど切羽詰まった状況でない限りはあまりおすすめしません。

とは言いつつも、私は切羽詰まった状況が今までに数え切れないくらいあり、ヘビーミュートにもだいぶお世話になりました汗。

おすすめしない理由は、

ヘビーミュートは気持ちよくなってfで弾いてるとぶっ飛びます!

非常に危険です。。。楽器が傷つきます。

なので、くれぐれもヘビーミュートで弾くときはノリノリで弾かないようにしましょう汗。

いかがでしたでしょうか。

こうして見てみると音を出す練習以外にも沢山できることがありますよね

すこしでもご参考になれば嬉しく思います。

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tel : 050-3555-4175

mail : daishiviolin@gmail.com

HP : https://www.daishi-violin.com

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